市長杯 予選(Aチーム)
2020/02/01
2月1日 Aチームは吉祥院球技場にてCグループの予選3試合行いました。
結果
1回戦
太秦A 4-0 リノA
準決勝
太秦A 2-1 醍醐
決勝
太秦A 0-0 紫光
PK 4-3
Cグループ1位
市長杯の抽選が終わって、ABチームを発表した際、「市長杯でたくましくなろう大作戦」というシートをみんなに配布しました。
そこには、会場までの公共交通機関利用をして行く時刻や乗り場、交通費、試合に必要なチーム荷物、その担当者などを細かく記載しました。
府リーグはABチームどちらも勝ち点を積み重ねられずに地区リーグに降格となったので、その反省を活かして、プレーをより良くし、さらに今よりもたくましくなってほしい思いも伝え、このシートに各チームの目標も記載しました。
Aチームは、たくましくなるために、活動のあらゆるところで、「声を出して協力しよう」と決めていました。
この日のチーム荷物も各自が持ち帰り、太秦天神川駅から吉祥院球技場までは移動リーダーが先導する。
いつもは、スタッフや保護者の方がすることを自分たちでするだけで、責任感をもって行動する機会が増えました。
そんな姿がサッカーに役立つであろうと思い、さらに試合に勝つ負けるだけでなく、人としても成長のチャンスとなるのではと話して、トレーニングやトレーニングマッチを行い、今日を迎えました。
1試合目は、硬さが目立ったり、切り替えが遅かったりすることもありましたが、ウォーミングアップで丁寧に行ったシュートがゴール隅に決まりました。
後半はさらにうまくボールを動かして得点を重ねました。
2試合目は、立ち上がりから攻める時間が多くなるものの、決めきれません。そしてカウンターからゴールを決められてしまいます。そこで気落ちしかけましたが、味方が負傷したプレーをきっかけにチームに闘志が宿り、同点に追いつきます。
後半には、隙をついてコーナーキックから得点を奪い、逆転して勝つことができました。
決勝の相手は府リーグで0-3で敗れた相手です。
中心選手は体調不良とのことでしたが、子供たちは敗れた悔しさを忘れていませんでした。
前半の決定期を逃したのは残念でしたが、押し気味に試合を進めました。一転して後半はピンチの連続。やられた!と何度も思ったシーンがありましたが、相手のシュートが外れたり、身体を投げ出してシュートを打たせなかったり、観ていても熱くなるプレーがたくさんありました。
PK戦は自信ない子供たちが多かったですが、9月の遠征でBチームの一人の子の俺が蹴る!という一言があったから競り勝つことができたということを思い出させると、手を挙げる子供が増えてきました。
そうして選んだキッカーは見事3人全員が決め、4人目の
相手のシュートをGKがストップします。会場が大きく盛り上がり、独特の雰囲気の中、4人目のキッカーがゴールを決めると、さらに大きな歓声に包まれました。
前半のチャンスをきめきれず、悔しさもあったのでしょう。4人目のキッカーはベンチに戻ってくる時、涙でいっぱいでした。
それだけ、全力を出し切ってプレーしたことが伝わる素晴らしい試合でした。その涙にこちらも胸を打たれました。
決勝トーナメントは11日に行われます。それまでにさらにたくましくなって、熱く、鳥肌の立つゲームをしたいと思います。
運営の皆様、応援・帰りの移動でお世話になった保護者の皆様、ありがとうございました。