たてわりゲーム

23日 ACアンフィニの皆様にお世話になり、これまでも年に23回ほど実施していた「たてわりゲーム」を行いました。

今年度は、4月に予定していましたが、コロナ禍のため実現できず、ようやく2月に実施できることになりました。
 

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↑たてわりゲームの様子です(前半の2〜4年生が出場、5・6年生がベンチから応援しています)。

試合形式

各チーム4チーム編成

1チームは、26年生1416

前半は234年生、後半は56年生

前半で人数が足りない場合は5年生を追加。5年生の得点は、0.5点。

後半の追加は、何年生でも可。

4チームずつの2グループに分け、太秦vs太秦、アンフィニvsアンフィニは0-0として、残り2試合での勝ち点で14位を決定。

最後は同順位チームと順位決定戦を行う。

結果

1位 太秦D

2位 太秦B

4位 太秦A

5位 太秦C

決勝は太秦ダービーとなり、熱い戦いとなりました。

前半はお互い攻め合うもの、ゴールが決まりません。後半Bチームが先制しますが、Dチームが続けて得点を奪い、逆転で優勝を勝ち取りました。

その横で行われていた3位決定戦では、ラストプレーでアンフィニが同点に追いつき、PK戦で、最後のキッカーが決めて勝利を決めると、何と観戦していたアンフィニサポーターが全員ピッチになだれ込み、キッカーを囲んで勝利をみんなで喜び合っていました。公式戦ではまず見られないこの光景は、大変印象的でしたが、太秦にとってはとても悔しい敗戦となりました。

このようにたてわりゲームでも公式戦を超えるような盛り上がりができたのは、6年生がチームをうまくまとめ、一体感を作ってくれたからです。手のかかる?低学年にも、優しく接してくれたり、ウォーミングアップやポジション決めなど、全て子供たちでやっていました。

今日のたてわり活動だけでも、子供たちが自ら気づき、考え、行動する場面がたくさん見られました。

スタッフからは、電車に乗る前に名前を覚えるように伝えただけで、あとは自分たちからコミュニケーションとっていました。電車では、座るべきか、そのまま立っておいた方がよああか、低学年に関わるべきか、リュック降ろしたらいいのかなど、考えていました。

また、少し騒がしくなってくると、

「静かにしろ!」と小声で言う高学年の姿もありました。

移動の時から、自分たちで考え、行動する。こんな様子を見て、これが4月からできなかったことをとても悔やみましたが、それ以上に子供たちが頼もしく見えてきました。

さらに、保津峡駅では「何でこんな山奥に駅あるね。」「何かあるんとちゃうか。」など、周囲に意識が向いていることに気付かされました。このような会話ができるのは公共交通機関ならでは経験かと思います。

行きの電車の中だけでも、これまで見られなかった子供たちの姿にワクワクしました。

今年度は、コロナ禍の中でたくさんの保護者の方のお力をお借りしました。それがなければ活動できなかったので、本当にありがたいことです。そしてまだまだ車移動や現地集合をお願いすることになるかと思います。

その一方で、公共交通機関を利用しての移動を通しての「気づき行動」というこれまで大切にしてきたことが削られていたことも事実です。

今後は、どちらも併用してさらに子供たちの成長を促していければと思います。

最後になりますが、今回のたてわりゲームの実現に多大なお力添えいただきましたアンフィニの皆様、ありがとうございました。

また、保護者の方には、荷物移動をしていただいたり、たくさんの応援にお越しいただいたりしてしました。大変寒い中でしたが、ありがとうございました。