市長杯順位トーナメント Aチーム

11日 市長杯順位トーナメントが下鳥羽グランドで行われました。

結果

準々決勝

太秦A 1-1 深草

PK5-4

準決勝

太秦A 0-0 洛央

PK2-3

3位でした。

ブロックトーナメントの決勝で戦った紫光戦も合わせると、府リーグで負けた相手と3試合PKまで持ち込めたのは、子供たちの必死なプレーがあってのことです。

今日は、1名がインフルエンザで参加できなくて、朝の集合では不安いっぱいな9名でした。

しかし、その子がいないということは、今までやってくれていたところをみんながやればいい。これこそ、市長杯のテーマであるたくましくなるチャンスだと伝えて、気持ちを切り替えて活動をスタートしました。

初戦は、府リーグで1-2で逆転負けした相手です。

開始から積極的にボールを奪いにいき、自由に持たせることをさせません。そして奪ったボールを速くFWに繋いでチャンスをつくっていきます。そして、前半残り5分となったところで、豪快なシュートがネットを揺さぶり待望の先制点を奪います。

ところがその直後にサイドを崩されてゴールを決められました。

後半も粘り強く戦い、両チーム無得点のまま終了し、PK戦となります。

お互い1本ずつ外した展開となりましたが、最後はG Kが見事にシュートブロックし、競り勝つことができました。

準決勝の相手は、府リーグで1-4で敗れた相手です。

その時よりもたくましく戦うことが大前提ということは、誰もが理解し、献身的にプレーします。そして序盤から積極的にゴールを狙います。

ショートコーナーから繋いだボールをシュート!決まったかに思えましたが、クロスバーを叩き、惜しくも決まりません。

チャンスを作るも決められない展開で、前半が終わりに近づいた時、相手が負傷してボールを外に出しました。

それで少し集中が切れたのか、リスタートも上手く繋げず、ピンチを迎えます。次のプレーも消極的になり、嫌な雰囲気のまま前半が終わりました。

ハーフタイムで気持ちもプレーも修正します。

後半開始こそチャンスをつくりましたが、徐々に相手に際どいシーンをつくられ、何度も決められたと思う場面がありましたが、子供たちは諦めることなくプレーしていました。

後半最後には、また決定機をつくりかけましたが、ボールが流れてG Kに阻止され、試合終了。

PK戦は2-3と敗れましたが、泣き崩れる姿には、子供たちがやり切ったことが伝わってきました。

今回の市長杯は、ABチームとも2日間の大会を通して、たくましくなろうというテーマで取り組みました。たくましさではありませんが、試合の合間に大縄跳びやダブルダッチなど、気分転換とW-upを兼ねた活動を行いましたが、出来なくて落ち込んでしまった子をみんなでリカバーさせたり、表彰式でどのチームももらうだけのところ、大きな声でありがとうございました!とお礼を言ってトロフィーを受け取る姿は、人としての温かさ、礼儀正しさを感じました。

心の成長なくして、プレーの成長はありません。

今回の市長杯は、子供たちがたくさん「自分から行動する!」を実行していました。もうすぐU-12になろうとする子供たちの成長が至るところで見られた2日間。

次は、この意識を継続していくことを大切にしていきたいです。

大会運営の皆様、応援に移動にとお世話になりました保護者の皆様、試合終了後、すぐに駆けつけてくれたBチームのみんな、ありがとうございました。