U-11地区リーグ最終節

14日 園部多目的グランドにて、太秦A・Bともに1部・2部最終節の2試合をナイトゲームで行いました。

結果

太秦A 1-0 嵯峨
太秦B 0-3 西山
太秦A 6-0 園部
太秦B 0-0 松陽

太秦A 8勝1分1敗 優勝 後期府リーグ昇格
太秦B 8勝1分1敗 準優勝 後期地区リーグ1部昇格

Aチームは、1節で1分1敗からの苦しいスタートとなったリーグ戦でした。優勝はおろか、府リーグ昇格さえも難しい展開になるかと思われましたが、この日までに勝ち点をリードしていた2チームが敗れたり、引き分けたりしたため、太秦が2勝すれば自力優勝できる状況となってこの日を迎えました。
ただ、初戦の嵯峨戦は相手も府リーグ昇格がかかる大事な戦いとあって、お互いがぶつかり合う激しい展開となりました。また、雨で水溜りができ、スリッピーなグランドであったため、セーフティーファーストで攻めても攻めても大きく裏のスペースを狙われる難しい展開となりました。そんな中でもボールを動かし、ダイナミックに突破を図ってゴールを狙いますが、なかなか決まりません。そしてパックパスが水溜りで止まってそのボールを奪われてシュートされましたが、わずかにゴールを外れたり、相手のFKをGKがファインセーブで阻止したりと手に汗握る展開となります。
0-0で折り返した後半、さらに攻撃のテンポを上げて相手ゴールを目指します。惜しい場面までいきますが、水溜りでボールが止まってシュートできなかったり、バーに当たったりとこのままドローなのかと思い始めた残り3分、スローインのこぼれたボールに相手GKが素早く反応し、キャッチしようとします。ところがその前の水溜りでボールが止まり、ゴールに流し込むことができて待望の先制点を奪うことができました。
試合もそのまま終了し、最終試合に勝てば優勝できる条件で次の試合を迎えました。
子どもたちの動きも軽快で、開始直後からどんどん攻め込み、はじめのコーナーキックから先制すると、さらに攻撃のアクションが増え、どんどんゴールが決まるようになりました。そうして1節終了時では考えられなかった優勝を勝ち取ることができました。

Bチームは、ここまで8戦全勝と好調を維持してきましたが、決して終始安定しているわけではありません。特に立ち上がりに攻め込まれることが多く、相手のミスで失点を免れたこともあったとので、相手のピッチでプレーできるような展開をイメージして臨みました。
この試合、勝てば優勝、引き分けても自力優勝の可能性があるのですが、負ければ相手が優勝という大一番です。その立ち上がりは、太秦の子たちのプレーが冴えました。雨のピッチで止まらないパススピード。シンプルに前につないで、空いているところから攻める。良い判断で攻撃できていました。
しかし、少しずつ相手の攻撃の時間が増え、アプローチも遅れてきました。すると、ミドルシュートを放たれ、水溜りでバウンドが変わり、GKがハンバルしたところを決めらてしまいました。
この1点によってかなり自信を無くしたのか、後半も守備への対応が遅れてしまいます。そうしてPK、FKで続けて失点し、敗れてしまいました。
リードされた時に冷静に試合運びができなかったこと、熱くなる気持ちをプレーに変更できなかったことなど、課題の見えた試合でもありました。
次の試合までには、もっと状況判断してボールを動かすことを意識し、試合に臨みました。そのイメージ通り、ボールを動かすことができ、チャンスも多くつくることができました。
決まった!と思えるシーンもあるほど、積極的なプレーが見られました。
ただ最後までゴールを奪うことができず、引き分けとなりました。
ここで見せた悔し涙、自分を変えるためのエネルギーとして、後期も優勝チームと対戦できるので、リベンジしたいです。

本部運営の皆さま、対戦チームの皆さま、そして保護者の皆さま、ありがとうございました。