U-11 奈良TRG

22日、飛鳥小学校まで行ってきました。 今日は全敗でした。 初戦、スクデットさんは、確実なボールコントロールでなかなかボールを奪えず、反対に、太秦は奪ってもすぐに相手にボールを渡してしまうので、攻撃が出来ませんでした。 2戦目、ボールへのプレスがとても早い西大冠さん。太秦は対応が遅れてしまい、何とか食いついていくものの、ファール気味のプレーの連続でした。 しかし、ここまでで選手達は、必死に最近の不調から抜け出そうと歯を食いしばっている事は感じ取れ、次の試合に期待を持ちました。 最終戦、スクデットさんとの再戦でしたが、集中したプレーが戻りつつあり、拮抗した試合となりました。足下の技術では負けているものの、素早い対応が出来て、複数人でボールを奪っては迫力ある攻撃を仕掛けます。現場にいると、見ている以上に選手達の気持ちが伝わってきて、力の入る試合となりました。 しかし、一瞬の隙を突かれて相手キーパーから蹴り出されたボールを、トップの選手が競り勝ち中央に折り返したところを決められてしまいました。相手の攻撃でしたが、電光石火の気持ちの入ったカウンターに、思わずナイスプレー!と叫んでいました。 太秦もこのプレーに触発されたのか、ようやく全員が動き回り、速いテンポ、力強さが戻ってきました。スピードと器用さ、パワーとスピードとそれぞれの武器を持った2人のトップの選手がゴールに迫り、空いたスペースに中盤がサポートする。そして体を張ったDF陣。最後は得点は生まれませんでしたが、子供達の意地を見せてもらいました。 まだまだ足りないものはたくさんありますが、いま、出来る事もたくさん増えています。それを、いつでも出せるように、僕も働きかけていきたいです。 負けはしたものの、子供達の目が次を見ているようで、大きな収穫のあった1日となりました。