U-11A 府リーグ最終節

12月14日、宝ヶ池球技場にて府リーグ最終節を行ってきました。 結果 1-2 深草 1-2 東舞鶴 今日の結果によって府リーグに残留できるかどうかという重要な試合であることを選手達に伝え会場へと向かいました。 1試合目は府リーグ負けなしの相手でしたが立ち上がりは太秦ペースで進みます。相手のストロングポイントである前線の選手に仕事をさせず、逆に太秦はサイドの裏のスペースを有効に使って何度かチャンスを作ります。すると、相手が前がかりになったのを見逃さなかったボランチの選手が左の裏へスルーパスを出し、それに反応した選手がGKとの1対1を冷静に流し込み先制します。 しかし、それからの時間は徐々に相手ペースへと傾いていきます。攻め方を変えてきた相手に対応しきれず前後半で1失点ずつして逆転され負けてしまいました。 敗戦したものの負けなしの相手を最後まで苦しめたことを自信に切り替えて2試合目に臨みます。しかし、試合は思うように進みませんでした。どこか集中力に欠けるような立ち上がりでふわふわしている中、タッチラインを切ったボールに対して審判は相手ボールを指示しましたが選手達は納得のいってない様子。その切り替えの隙を突かれて相手に押し込まれ必死にふせいだもものこぼれ球を決められて先制されてしまいます。上手く試合を運べないまま前半を終了します。1点ビハインドではあったもものハーフタイムで戦術を整理し後半へと臨みます。するとやることがはっきりしたおかげか、切り替えは格段に早くなり、後半1分に数的優位を作って前線でボールを奪うと抜け出した選手がゴール左隅に流し込み同点に追いつきます。しかし喜びも束の間、相手のクリアボールをGKとバックの2人が一斉に寄って相手がいないにもかかわらず中途半端な処理になってしまい、それを相手に拾われループシュートを決められてしまいます。この失点が選手達には非常に痛いものであったと思います。このあとも何度かチャンスに作ったものの試合終了となってしまいました。 この試合の後、何人かの選手からは涙も見られました。それだけ1試合に懸けられるという姿を見られたのは大きな成長だと思います。 その反面、技術、フィジカルともに同レベルの相手に勝ちきれないのはサッカーという競技スポーツをもっと学ぶ必要があるとも思いました。「この場面ではこうすべき」「この守り方をする相手にはこの攻め方をしよう」など今日学んだことを活かしていきましょう。 大会関係者の方々、ありがとうございました。 保護者の方々、応援ありがとうございました。