U-11B 市長杯順位決定戦

伏見桃山城グランドで行われた市長杯の順位決定戦をU-11Bのメンバー10人で戦ってきましま。

結果
太秦1-2南太秦
敗者戦
太秦1-0翼

集合時からどこか自信が無さそうな感じが漂っている選手がほとんどでした。
やはり最初のアップもこれから試合で勝とうという気持ちは感じられません、そこで一旦アップをやめてミーティングをしました。「技術はすぐには上達しないけど、今すぐに変えれるものがあるはず」と選手に投げ掛けました。「まずは強い気持ちを持とう」その部分はすぐにでも変えることが出来ると伝えました。そして再度アップを開始、みるみるうちに選手の顔が良いように変わってきました。
第一試合開始前には、「失敗は良い」失敗するなら「おもいっきりプレーして失敗してこい」そして「その失敗は仲間がカバーしよう」と伝えて送り出しました。
試合開始早々から選手たちはおもいっきりプレーをしてました。いつもなら諦めていた部分でも諦めずにプレーをした結果、前半に相手ゴール前の混戦から待望の先制ゴールを奪うことができました。
後半に相手のエースに個人技で2点奪われ逆転されましたが、選手たちは最後まで諦めずに相手ゴールに果敢に攻め込みチャンスも数回作りましたが決めきれずに負けてしまいました。ただ、試合後の選手たちからやりきった感は凄く伝わってきました。
2試合目の前には、前の試合であれだけ気持ちの入った試合が出来たのだからこの試合も前の試合以上に頑張ろうと…後は笑いを交えて「Aチームは京都市の1位になるために戦っている、Bチームはこの試合に負けたら京都市の最下位タイになるんやで」と、選手たちは「それだけは絶対にイヤや」と、こちらの予想通りにテンションはMAXにあげることができました。
試合自体も前半から凄く気持ちの入ったナイスゲームで、きれいな崩しからトップの選手が鮮やかなゴールで先制しました。その後を何度かチャンスを作りシュートまでは行くのですが追加点とまではいきませんでした。後半は相手に押し込まれる時間もあり、一進一退の攻防でした、試合終了間際には最大のピンチな場面になりましたが粘り強く守りきりました。

今日の2試合を通じて、何をするにもモチベーションひとつで変わることが出来るということを感じたのではないでしょうか。後、少しくらいは試合前より自信もついたでしょう。
日々のトレーニングもそのことを忘れずに技術も進歩していきましょう。

大会関係者の皆さま、ありがとうございました。
保護者の皆さま、ありがとうございました。