U-12B サンガカップ

5日、U-12最後の公式戦サンガカップが行われました。
結果
vs山階 1-0
vs醍醐 0-3

失敗しても、抜かれても「やる」っていう気持ちを持ち続けることがテーマでした。
この日までに練習試合や紅白戦を重ねてきましたが、パッとする内容・結果がなく大丈夫かな、という不安でいっぱいでした。
でも、この日だけは違いました。

1試合目は、両者ともチャンスを作ることができていましたが点が入らないという展開でした。
どちらかというと相手にボールを持たれる時間が多かったです。
その中でも頑張って守備をして、ボールを奪ったら前へ前へボールを持っていくようにしていました。
前半はそのまま終わり、ハーフタイムには守備と攻撃の修正をちょっとしただけでした。
後半は、太秦にもだんだんチャンスが生まれ、後半中盤、シャドウの選手が右に流れボールをもらい、トップにパスをしました。
トップが左にターンをし、左サイドの選手にボールが渡り、ドリブルからシュートで先制できました。
その後も、苦しい時間がありましたが体を張って守ってくれました。
このチームでの初勝利、とても嬉しそうでした。

2試合目は、比べるほどでもない格上の相手でした。
けれども、やるからには勝利を目指して、戦術を伝え、挑みました。
伝えた戦術で頑張って守っていましたが、やはり相手ペースになってしまい、前半10分で3失点してしまいました。
いつも通りこのまま、どんどん失点してしまうのではないかと思いましたが、選手たちの姿勢・覚悟が違っていました。
頑張ってボールを奪いにいくこと、粘り強くついていくこと、スライディングしてでも足を伸ばそうとすること、全てのプレーが心のこもったプレーになっていました。
3失点して諦めるのは簡単ですが、最後までサッカーをしたい、少しでも追いつきたいという選択肢を彼らは選びました。
そのプレーをみて、ベンチも、応援団も一緒に闘えたのではないかと思います。
最後まで声を出したくなる試合でした。
残念ながらシュートも1本しかなく、点を取ることはできませんでしたが、前半10分以降は失点0でした。
この1戦は、これからのサッカー、人生にとてもおおきな意味になると思います。

試合後の写真。

最後まで全力でやりきること、それが次への成長になります。
負けてもやりきった清々しい顔をしている彼らを見るのは初めてでした。
それぐらい成長してくれたのだと信じています。

保護者のみなさま、寒い中、応援ありがとうございました。